ある論文によると
「肥満者は忍耐強さがなく
今日食べたり飲んだりする満足度が
将来健康であることの満足度よりも高く感じてしまう」
ということが報告されています。
もちろんすべての人に当てはまるとは言いません。
遺伝的に太りやすい人もいますし、
好きなだけ食べても太らない人もいます。
ただ多くの肥満者がそのような傾向にあるということです。
肥満になる人は
将来なるか分からない病気の予防するよりも
好きなだけ食べたり飲んだりしてしまう傾向があるんです。
そしてどうやら
この思考は肥満になるとこのようなクセが生まれるらしいです。
肥満になると正常なら食事の満足度を感じる部位の活動が低下し
満腹感が感じられないようになり
食べても食べても満足できず過食になると予想されています。
太れば太るほどこの傾向は強くなっていくので
負のスパイラルです。
ついつい食べてしまう行動は
肥満が作り出していると考えると恐ろしくないですね。
ただこのクセは
正しい食生活と生活習慣を身に着けると
抜け出すことが可能です。
自分は食べていないのに
なぜか太ると思っている人でも
ほとんどの場合は消費カロリーよりも
食べるカロリーがオーバーしています。
太るには
摂取カロリー>消費カロリー
痩せるには
摂取カロリー<消費カロリー
簡単なことですが
意外と摂取カロリーを把握していない人が多いです。
痩せるサプリメントを飲んでいても
痩せる食べ物を食べていても
カロリーオーバーなら太ります。
だからカロリーオーバーしないように
自分の食べているものを把握しましょう。
食べたモノのカロリーを調べてみてください。
そして全部足しましょう。
何キロカロリーになりましたか?
その食べた分のカロリーが
消費カロリーを超えていたら脂肪になります。
消費カロリー=基礎代謝量×身体活動レベル
例:成人女性で1日ほとんど運動しない場合
約1100カロリー×1.5=1650キロカロリー
基礎代謝量は推定で構いません。
身体活動レベルは
・生活がほぼ座位なら1.5
・仕事で動くことが多いなら1.75
・活発な運動をする人は2
詳しく知りたい方は
日本医師会のサイトで確認してください。
食べたいものを無意識で食べてしまう意志の弱さは
肥満から来ている可能性があります。
全てを一気にやれとは言いませんが
できることをコツコツとやれば
必ず変わるはずです。
大切なのは自分で自分の行動に気が付くことです。
ハッとしてください。
そしたら冷静に自分の行動を判断できるはずです。
負のスパイラルから抜け出しましょう!
トレーナー山城
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